社員を成長させ会社の業績を伸ばす極意!社員と信頼関係を築く方法とは?

ビジネス・コンサルティング

会社の業績を伸ばすには、社員との人間関係を改善すれば効果てきめんです!

社員が自発的に意見やアイデアを出さないとか、成長が遅く行動力も今一つという会社の原因はほぼ一緒です。

研修や日々の教育をどうするかなどの方法論ではなく、社員のステート(精神の状態)の問題です。

今回は、ビジネスコーチのプロでありヒューニスト(ヒューマンチューニング=人間を調律する)の近藤ゆずるが社員が成長し、そして会社の業績も上がる極意を教えます。

 

社員が成長し会社の業績を伸ばす極意

社員が成長し会社の業績を伸ばす極意

端的に言えば
社員が成長しない、意見やアイデアを言わない、そして業績が伸び悩んでいる会社は、「一方的な研修や教育」を行っています。

事務職や技術職、営業職にしても、とにかく社員は生きている人間です。
植物も葉や草、更には土の状態などを見ないで、いくら水や肥料を上げても、吸収せず枯れることもあります。

人間も一緒で、まず社員1人1人のステート(精神状態)が安定していて、仕事のモチベーションがあるかを日々見極めないといけません。

そして、これらを保たせる大きな要因が、人間関係なのです。

もちろん上下関係以外に横や派閥などの関係も重要です。

この人間関係を未来志向で改善することが最大の極意です。

ご存知ですか?
厚生省のアンケートでも労働者のストレスの第一位はダントツで人間関係です。

社員が成長し、業績を伸ばすコツ

社員間の人間関係の質を未来志向で改善する

 

社内の人間関係の危険信号

社内の人間関係の危険信号

「社内の人間関係」と言うと、そんなのわかってるしもうできてる!と一方的に思っている方が多いのも事実です。

しかし内部の人間からそう見えても、私のような外部の人間から見るとそれは一目瞭然です。

そう、慣れてくると麻痺状態で実態が見えなくなってしまうのです。

先入観を無くして新しい目で見て下さい。

社内の人間関係が良好だと思っていても、実際は職責だけ伝えたり、見たりするだけで信頼関係が構築されていないケースが多いのが現実です。

 
もしあなたの会社・組織が次の項目に当てはまるようだと赤信号が点灯しています。
早急に人間関係の質を改善する必要があります。

ぜひチェックしてください。

① 離職率が高い(それに麻痺していませんか?)
② 急に辞めたいと言い出す
③ 体調を崩し欠勤が多い
④ 目が死んでいる
⑤ 少数意見が抑えつけられている

社員が成長しなければ、また辞めてばかりでは業績が上がらないのは当然です。

人間関係の質を未来志向で改善するには、上司である、社長であるあなたがまず、社員との信頼関係を築くことです。

次からそのやり方をくわしく解説していきましょう。

 

社員と信頼関係を築く方法

社員と信頼関係を築く方法

私たちコーチは、会社の業績を伸ばすためにクライアントと信頼関係を築きます。
本当の信頼関係がないとクライアントのゴール・目標に向かい伴走ができないからです。

今までその中で培ってきた信頼関係を築くための3つのステップをお話しします。

これによって格段に社員が成長し業績を伸ばせるようになります。

➀ 相手(社員)の話を一生懸命聞き興味を持つ

相手(社員)の話を一生懸命聞く
相手(社員)の話を一生懸命聞き、その人の興味のあることにあなたも興味を持つ。
当たり前のことと思われるかもしれませんが、伸びない会社はほぼこれが出来ていません。

話を一生懸命聞くには、まず相手への尊重の気持ちが不可欠です。
その人の仕事の評価はいったん置いて、可能性を信じる気持ちで「聴く」ことです。

そしてその人が興味ある事(趣味でも家族の事でも)にあなたが興味を持ち質問してゆくと、どんどん話してくれるはずです。

すると相手は「この人は自分の事を理解しようとしてる」と思い、感じ、信頼関係の第一歩が築けます。

➁ その人個人の夢・目標も共有し応援する

その人個人の夢・目標も共有し応援する
どうしても仕事上での職責を確認したり目標も聞いたりしますが、人は自分へのメリットを考えます。

メリットとは給与だけではありません。
夢や人生観、生き方もそれに当てはまります。

自分の人生を応援してくれる人に好感を持たない人はいません。
それを理解してあげたうえで、会社の目的や目標との接点を共有すれば頑張れるのです。

➂ 行動を促し未来志向のフィードバックを共有する

行動を促し未来志向のフィードバックを共有する
互いの頑張れる接点をみつけ、本人の仕事での目標に近づくために、まず第一歩どんな行動をするのかを聞きます。

その行動の結果がどうだったのかも未来志向でフィードバックしてゆきます。

それによって、成長している事実を伝え、それを自覚してもらうことができます。

会社の成長と共に自分も成長していることが自覚できれば社員は変わるのです。

 
この3ステップを意識的に行ってください。
みるみる関係性が変わってきますよ。

 

システムやノウハウが良くてもそれを使うのは人間だという事実

システムやノウハウが良くてもそれを使うのは人間だという事実

このような方法でまず社員との人間関係・信頼構築をしてゆくことです。
どんな素晴らしいシステムやノウハウ、ハードがあってもそれを使うのは人間なのです。

ですから、その人間のモチベーションや受け入れる気持ち、ステート(精神状態)が整っていないと、いくら研修や日々の教育をしても浸透していかないのです。

社員を育成してはいけません!
まずは社員のことをよく知り、ベクトルの方向を合わせること!

 
あなたは、職責を伝えるだけになっていませんか?
社員も幸せになって欲しいと思っていますか?

これを意識して社員とコミュニケーションを取っていきましょう。

あなたの会社の発展は世の中のためになります。
一緒に頑張りましょう!

社員育成の成功法則

・可能性を信じともに成長する意識で接する
・個人の目標も応援する
・そして、この会社で働くメリットを共有する

 
近藤 ゆずる

【略歴】
近藤 ゆずる
アクティブチェンジ しあわせ心理ヒューニスト。6つの心理学による経営者・起業家コーチング資格保持者【性格・価値観の通訳で人間関係の質改善で業績UP】”ヒューニング=人間の調律で目的のある事業と社員やお客様を大事にする人の伴走をしたい”
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